間違った子育てをしない為に。自律と自立
今回は本の内容を沢山引用させて頂き、少し固い文章になるかと思いますので、興味ある方だけご覧下さい😄
さて、子育ては子供が自立するためにどうあるべきかを考える事が大事だと言われています。
そこを外さなければ、間違えずに子育てが出来るといっても過言ではないと思います。
私の尊敬している相良敦子さんの著書
”お母さんの敏感期”
という本はご存知でしょうか。
そこには子育てに役立つ基本的な知識が沢山書かれています。
その中でも紹介されている、自律と自立について簡単にまとめてみます。
自律と自立はコインの表裏のようなもので、そのどちらも、命令や励ましで育つのではなく、心身の必要が満たされたときに内面からあふれてくるものなので、それを満たされた子供がじりつしていきます。
ではその「じりつ」の為にどの様に心身を満たしてあげればいいのでしょうか。
まず自律とはどういう状態の事を言うのか?
- 自分の頭で考え
- 自分のからだをよく使い
- 自立のやりたいことを自分で追求したり展開できる力
これを自律と考えましょう。
例えば、子どもが、自分の手を使って、自分の作りたいと考えたものに挑戦する力。それが自律です。
この自律を身につけた子どもは、自立への強いあこがれを持ち、一歩一歩自立へと進んでいくのです。
自律の力を付けさせる為には?
子どものやりたい事を親は根気強く見守り、子どものリズムで達成した喜びを認めてあげる事が必要です。
とはいえ、毎日毎日子どものリズムを優先して待っていられる程私たちは暇ではありません。
やらなくてはいけない事が山積みです。
例えば、朝の忙しい短い時間のなかで、必ずやらなくてはいけない事があります。
これを書き出します。
まだ字が読めない子どもには、イラストにしたり、その様子を写真で撮ってプリントアウトしたりして、やる事を子どもが分かる様に明らかにします。
それを子どもが見える所に貼っておくのです。
これだけで子どもは自分で考えて準備を始めます。
あとは待ちます。ひたすら待ちます。
早くしなさい!と言いたくなる気持ちをグッと堪えます。
そうして子どもが自分で考えてやりきった時の達成を一緒に喜んであげるのです。
親は子どもが一人でするのを手伝うために工夫し努力することが必要です。
命令や励ましでやらされた子どもは、深く考えないで早くやれるだけの機械的な能力がつくだけです。
そしてその能力をもった子どもはいずれ自分でやらず、やっといてーとお願いする様になるでしょう。
子育てに正解は無いと言いますが、子どもの人格にあった自律の仕方を親として模索する事はとても重要な事だと私は思います。
さてさて、少し難しい話になってしまいましたが、知識を沢山つけて賢い親になっていきたいですよね。
私は今日もヨガでセルフコントロールをして、子ども達と向き合っていきたいと思います😃