公文式に通わせて感じた良い点と悪い点

娘は年中さんの4歳後半頃から公文式のさんすうに通わせていました。

 

最初の方は運筆の練習と、数字の書き方、そして徐々に数字の羅列の穴埋めをして、足し算へ移行していきます。

 

最初は新しい事へのチャレンジで、親子で頑張ろうと張り切って学習していました。子どもも楽しんでいたと思います。

 

また毎日の積み重ねの大きさを実感して、次のステージへ進む事で達成感も得られました。

 

また当時娘はそこまで筆圧は強くなかったのですが、公文で毎日プリント10枚を書き込んできたからか、シッカリとした筆圧を身に付ける事も出来ました。

 

そして…半年程過ぎた頃から、足し算に時間がかかるようになってきてからは公文の時間が苦痛になってきている様で、私も集中していない娘をみてはイライラしてしまっていました😭

 

学習の時間を嫌いにさせてはいけないと分かっているのに、同じ間違いを何度もする娘にイライラしては自己嫌悪に…

 

この状態が毎日延々と続くのかと思うと、親子関係にも良くないなと思い初め、また個人的な事情がキッカケとなり結局娘は一年半で公文を辞めてしまいました。

 

公文は一度始めると、やめられません!

やめてしまったら、今までの毎日の積み重ねが無駄になってしまうのでは?!という強迫観念みたいなものが出来ます😅

 

しかし公文を辞めても、公文のお陰で自宅学習の習慣が身についていて、座って学習する事への抵抗はないので、この習慣を無駄にしてはいけない!と思い、ドリルを買って自宅学習の時間を親子でとるよう努力しました。

 

ただ、後々驚いたのは、娘は散々公文で足し算をやってきていたのに、足し算の概念をさほど理解していませんでした…!!

 

ただ、数字と数字を見て、答えを暗記してしまっていた様な状態。

 

足し算の計算は出来るのに、さくらんぼ算は出来ない!足し算の問題を作る事は出来ない!

といった具合でした…。

 

私が思うに、公文式はひたすらにこなしていく学習なので、どちらかというと修行に近いと思います。

 

親子でかなり根気のいる学習だと思いますが、5年程公文式のさんすうに通わせている友人の子どもはそれなりに学校でも良い点数を取って、公文式の学習自体に無駄は感じていない様です。

 

何事もですが、合う合わないがお子さんによって違うので一歩踏み出す事は大事だと思いますが、合わないと思ったら、思い切って辞める覚悟も大事かもしれませんね。

 

公文式の良い点

  • 毎日の学習が身につく
  • 周りより早く計算が出来ている事が自信になる
  • それぞれの子どもに合ったペースで進められる
  • 達成感がある
  • 筆圧が強くなる

 

公文式の難点

  • 算数の概念が分かっていない
  • 教室によって先生の力量に差がある
  • 教室が混んでいる時は、分かっていない子どもがいてもほぼ放置
  • 親子で苦痛になる時が必ずくる

 

あくまで個人的な感想ではありますが、参考になれば幸いです。